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骨肉腫

どにーが骨肉腫と診断されたのは平成25年10月7日。

でも、今から思うと5月くらいからアンヨに違和感があった様子がブログに残ってる。
そして7月初めにはお尻触ると嫌がる書かれていた。

ただ、どにーはこれまでにいろいろな病気を抱えていたし、
アンヨが痛いことはよくあった。
皮膚も弱く爛れたりハゲハゲになったりもよくあった。
病院でも診てもらったし、簡単な検査はしてもらっていた。
だけど麻酔のリスクを考えてレントゲンは撮らなかった。
だからこれらの症状が骨肉腫の始まりだったのかどうかははっきりとはわからない。

でも今回はアンヨの様子が今までとは違い薬を飲んでもよくならず、
悪くなる一方だった。
最初は十字靱帯断裂かもしれないと診断を受けて、精密検査をした。
その時に骨肉腫と判明した。

以前のメラノーマの手術から時間が経ってないこともあって転移かと思ったけど
病理検査の結果、肉腫との診断でした。

診断された時点での余命は3ヶ月。
これは断脚+抗がん剤をしない場合の余命。
どにーは巨大食道症が持病のために全身麻酔のリスクが普通の子よりもハイリスク。
しかもシニアなのでよりリスクが高まってるので、断脚はできるだけ避けたいのと
抗がん剤の副作用により巨大食道症の悪化も心配された。

それに診断された時点では皮膚に転移が3ヶ所見つかっていた。

本来ならば骨肉腫は断脚+抗がん剤がセオリーだと先生。
断脚+抗がん剤の治療を行えば余命の平均値は7ヶ月だと教えてくれた。

骨肉腫はかなりの痛みがあることも説明してくれた。
だから抗がん剤を使わない場合でも痛みの緩和のためだけに断脚する場合も多いとのこと。

すでに転移があること、巨大食道症をもっていることから
どにーは断脚+抗がん剤は行わないことになりました。

その代替案として先生はいくつかの方法を提案してくださいました。

一つ目は緩和的な放射線治療。局所の疼痛コントロールで実績がある治療とのこと。
ただ、骨肉腫を退治するのは難しいとのこと。
それに毎回、全身麻酔のリスクがあり、定期的に受けないといけない。
どにーは過去に放射線治療をすでに受けているし、その辺りの心配もあった。
治療してもらえる病院も遠方で車で片道2時間弱。
どにーの体力とリスクを考えて見送りました。

二つ目はクライオーサージェリーっていう凍結治療。
簡単にいうとがんを凍らせて退治する。
断脚せずに骨肉腫をコントロールできる可能性があるとのこと。
ただ、まだ大学の先生の実験段階の治療方法であることが大きなリスク。
骨肉腫での実績はまだないので効果は未知数とのこと。
どにーもこの治療を受けるかどうか悩みましたが
どにーの状態と治療を受ける場所が遠方だったことで
この治療は見送ることとなりました。
だけどこの治療が将来、骨肉腫やがんの子達を助けてくれるかもしれません。
手術を受けられない子にとって今後、とても期待できる治療法だと思います。

三つ目はビスフォスフォネートっていう点滴を4週間ごとに静脈投与してもらう方法。
これは痛みの緩和だけを目的としたものでがんの進行を遅らすことはできません。
この点滴はゾメタっていわれてる点滴と同じ種類のものです。
骨肉腫の痛みの緩和では効果ありと効果無しとの両方の報告があるそうです。
どにーは効果がありました。
この点滴のお陰で最期まで痛みは無い様子でした。

四つ目はレーザー治療での痛みの緩和です。
icg-lipoていう緑色の液剤を調合して静脈投与します。
その後、緑色の色素ががんに集まるという特性を生かして患部にレーザーを照射し
がんを攻撃するというものだそうです。
抗がん剤と併用するとがんを退治できる可能性もあるとのことでしたが
どにーは抗がん剤が使えないので痛みの緩和のために行いました。
どにーの先生はこの治療の研究をされているそうで
骨肉腫ではないけれど他のがんの子の実績はあるそうです。

点滴で入れたお薬の効果が3週間でその間に9回のレーザー照射が必要になります。
麻酔の必要も無く、30分間レーザーを照射するだけなので治療自体はどにーも楽そうでした。

ただ、週3日、病院まで片道40分の通院と、
ウチの事情で1日お預かりしてもらうことが多かったので
最後の方はどにーも疲れた様子でした。

ただ、先のゾメタの点滴とこのレーザー治療で
どにーを痛みから救ってやることができたと思っています。


痛み止めの飲み薬に関してはMSAIDsを処方してもらっていました。
この薬は痛み止めとしてだけでなく、がんを抑える効果も期待できるとのことですが
ただ、副作用として腎臓に負担がかかるとのことで
どにーの腎臓の悪化もあり無理矢理には飲ませていませんでした。

あと、免疫を高める注射を通院のたびに受けていました。
注射の内容まで聞いてないので、薬の名前もわかりません。

それと自壊した皮膚腫瘍には床ずれのお薬のイサロパンがよかったです。
背中の傷には良く効いて大きく自壊してた傷口がふさがりました。
ただ、お尻とアンヨの傷はどうしても擦ってしまうので
塞いでは自壊しての繰り返しでどうしようもなかったです。

骨肉腫と診断されて何が何やら判らないままいろいろな治療方法を提案されて
悩みましたが今は我が家が選んだ治療方法でよかったと思っています。

どにーはがんの進行については全く治療していません。
だけど痛みも無く、亡くなる少し前までは介助が必要だったけど自分で歩けていました。

内臓への転移がどれだけあったかはわかりませんが
ギリギリまで穏やかに過ごせたことを感謝しています。

これらの治療を行ったどにーの記録とデータはどにーの先生によって
学会やら大学やらに報告されるとのことです。

どにーの頑張った記録が今後の治療に役立てばとてもうれしいです。






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[ 2014/01/17 08:11 ] どにの病気 | TB(-) | CM(0)

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